『うわー!?マジかぁー』この言葉が、昨年10月末にある病院で診察を受け終わった後の、率直な私の感想でした。
会社の健康診断も一度もひっかかる事も無く、正直健康でいる事を今までは当然のごとく生活していました。まさかよりによって、20歳代最後の時を入院&手術で、療養生活を送ることになろうとは・・・(ToT)
どのような病気かというと、手足のしびれ、麻痺、歩行障害等が進行していくというシロモノです。そのような病気があるということも初めて知りましたが、とにかく早期な手術が必要との診断でした。確かにその時、自分の体は異常であり、手術と言われ、いたって冷静に諦めの境地で受け入れた自分がいました。しかしながら当然、これからの事がすべて初体験であり、今思えば少々簡単に思いすぎていたかなぁ?とも感じています。時間が経つにつれ、手術しても直らず、もっと症状が悪化するのではと思うことも度々ありました。
当然会社も休職になりますが、もう一つ私が入院をする前に、岡崎RACのメンバーにお願いさせてもらわないといけない事柄がありました。それが岡崎RACホストで本日開催されている『地区親睦』の事です。実際、名ばかりの地区親睦実行委員長ではあったのですが、準備を本格的に進めていかなければならない一番大事な時期を、抜け出す事になってしまう。言い換えれば、地区親睦のプレッシャーに押し潰されてしまいました。
このように、準備の出だしから赤信号を灯してしまい波瀾万丈のスタートにしてしまった訳ですが、今日立派に地区親睦実行委員長を務めている筧さんや、家田会長、本多幹事はじめ岡崎RAC全メンバーの支えのもと、私は治療に専念させて頂く事となり、11月18日に手術を受ける為、14日からの入院生活が始まりました。
手術日前日、私の病室にあるものが届けられました。それはメンバー全員からの贈り物『千羽鶴』でした。余談ですが私は、小学生時代広島で過ごし一年に一度、学校で平和祈念の為千羽鶴を作っていましたので、作成の大変さを知っています。時間もほとんどなかったにも係わらず、手術日までに届けようというメンバー全員の気持ちが痛い程伝わってきて、翌日穏やかな気持ちで手術を受ける事ができました。この場を借りて改めて、心からお礼をさせて頂きたいと思います。
術後一週間は、正直地獄でした。飲食も全くできず、辛くて辛くてやっぱり自分の考えは甘かったなぁと!
しかし今では、20代最後のクリスマスやお正月を病院で過ごしている自分に対して、強い嫌悪感を抱いていますので、精神的にも肉体的にも多少、余裕が出てきている証拠ではないかと思います。そして、これが今の仕事だと思いリハビリに精を出す毎日です。
そんな現在の私ですが、病気になって初めてわかった事が一つだけあります。それは病気になり一番つらい事は、自分ではなく色々な人に心配させてしまうと言うことです。他人に迷惑を掛ける事が、本当にツライという事に今更ながら気付きました。
健康の大切さを痛感し、今日、改めて皆様にもスポーツの出来る喜びを味わって頂きたいと思います。私もこの場に一緒に居れるよう切に願いながら・・・。
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