岡崎ローターアクトクラブ

ホーム > クラブ紙ナチラル > 創刊第21号

チャリティーバザー 主催 岡崎ローターアクトクラブ 協力 岡崎平和学園
頑張れ新潟県!!
テレビなどの報道で皆さんもご存知かと思いますが、2007年7月16日10:13頃、新潟県沖でM6.8、最大震度6強という大地震が発生してしまいました。
まずは多くの犠牲者の方に哀悼の意を表したいと思います。ご冥福をお祈りいたします。
また、まもなく3ヶ月が経つ現在でも仮設住宅や倒壊の恐れのある家で暮らしていたり、元の生活には程遠い状況で苦しんでいる被災者の方々が大勢みえます。しかしながら、被災地の皆さんは前を向いて、元の生活を取り戻すべく必死に頑張っていらっしゃいます。テレビなどメディアでは報道が減り関心が薄れがちですが、現在の日本全土、いつ人ごとでなくなるか分からない状況にあり、特に僕らが住んでいる東海地区は大地震が起こる可能性が高いと言われている地域でもあります。今回の地震と、現地の悲惨な状況を忘れることなく、微力ながらも僕らの力を被災地の皆さんに届けましょう。皆様にもご理解いただき、是非チャリティバザーにご協力を頂ければ幸いです。

大竹  宗

新潟中越地震
発震 : 2007年 7月16日 AM10:13頃
震源 : 新潟県上中越沖
震源の深さ: 17km
地震の規模: マグニチュード6.8
被害総数 : 死者-11名、重軽傷者-1,957名、建物全壊-1,082棟、建物大規模半壊-348棟、建物半壊-1,987棟、建物一部損壊-25,102棟、非住家被害-18,657棟

その他被害:原子力発電所か出火し放射能漏れの被害や、新潟県・長野県で6万戸もの断水被害がありました。柏崎市、上越市、刈羽村、長岡市、三条市、燕市、加茂市、新潟市などで地震発生時に3万5344戸が停電、17日12時00分段階の集計で、全壊342棟、半壊99棟、一部破損465棟の住家被害、交通にも被害が見られ、各地混乱に包まれました。

鈴木 大裕

『平和学園との交流』
 平和学園との交流が始まったきっかけは、私が会長の05〜06年度に社会奉仕委員会の活動でチャリティーバザーの収益金の寄付先を探している時のことです。現在も同じような状況かもしれませんが、ニュースで流れるのは悪いことが多く、先行きに不安のある時代の流れでした。今後未来を創っていく子供達のために何かできることはないかと思い、支援・寄付できる所を探しました。その後の例会で、市役所の人に児童養護施設の岡崎平和学園を紹介してもらいました。初めて平和学園を訪れたときには、校長先生とお話することができました。先生がくるまでこの施設は世間に対して開いなかったそうです。しかし、子供達が生きて行くには、今後関わってくる社会に接していないといけないと思い、より多くの人に開放していったそうです。また、私達はボランティアの人達に期待をしていないと言われました。無理をするのではなく、好きな時に子供達に会って遊んでくれるだけでいいと。ここなら寄付金だけが目的でなく、自分達から進んで活動が行えると思い寄付先を決めました。当初の懸案事項であったチャリティーバザーの収益金は『お金』としてではなく、会って顔の見える子供達により活発な活動が出来るような『もの』 をあげたいと話したところ、施設内で自転車が少なく取り合いになっているということを聞き、それなら子供達も喜んでくれるだろうと自転車を寄付することにしました。ただ『もの』だけをあげるのではなく、どんな子供達なのかを交流し、知ってから寄付しようと思い、まずは何も持たず遊びに行きました。サッカー・ビーズづくりなどを一緒に行う交流例会を行い子供達と仲良くなり、理解した後に自転車を40台ほどプレゼントしました。その後、一緒に市内清掃を行った後にボウリングをしたり、運動会に参加するなどしました。次の年には、竹の水鉄砲を使い一緒に遊び、運動会に参加したり、ラジオにもでてもらうなど交流の幅を広げていきました。そして、チャリティーバザーで集めた収益金をもとに、『もの』ではなく『思い出』ということで日本昭和村へ社会見学を一緒にしました。子供達の好奇心を満足できる機会を提供できたと思います。また、自分達も日頃子供と触れ合う機会が少ないなか、一日という長い時間いることで、理解を深めることができました。
 今後も自分達が何をしたら子供達のためになるかを考えて活動し、成長を見守っていけるように継続して行っていくことを願っています。

家田 克彦

編集後記

今回は10月21日にあるチャリティーバザーのことを大々的に取り上げました。
新潟の方々への義捐金等のため、皆様ご協力等よろしくお願いします。

編集者 鈴木大裕

発行責任者 大竹 宗
お問い合わせ先 Email okazakirac0708@yahoo.co.jp HP http://www.okazaki-rc.org/act/
発行・編集者 岡崎ローターアクトクラブ 2007〜2008年度
クラブ奉仕委員会 鈴木香名子 家田克彦 鈴木大裕/毎月第3木曜日 年12回発行

<<TOP