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会長挨拶パソコンやスマートフォン等は現代生活において欠くことの出来ない物です。しかし、乳幼児期からスマートフォンやパソコン、テレビなどに接触する時間が長いことにより、子どもの発達に大きな弊害となることも指摘されています。 日本の子ども達のスマホやテレビなどメディア接触時間は世界で最も長く、メディア漬けの状態が続くことにより感情や欲望を制御したり論理的に物事を考えたりする脳の前頭前野という部分が働かなくなったり発達しなくなることも分かってきています。 多くの先進国では、メディアに対する主体性を培う情報安全教育であるメディア・リテラシー教育が行われています。情報を鵜呑みにせず、情報を比較しながら批判的な視点でその本質を見抜く力を養い、その情報が自分の価値基準に照らして本当に役立つ情報かどうかを取捨選択する能力を磨くことは、現代の情報化社会を生き抜くためにはどうしても必要です。 また電子メディアだけでなく実際の対人関係を優先するという節度とマナーを私たち大人が手本を示していくことも大切です。子どもが自立した人として育っていく為には、親から「あなたを大切に思っている」と言ってもらうことによって自分が無条件に肯定されている大切な存在だと知り、親と一緒にお客さんを迎えたりお出かけをしたりして家の外でも安全な場所がある事を学んでいきます。また子どもは親の力だけで育つものではなく必ず誰かの力を借りて育ちます。家の外にも家族と同じくらい自分を大切にしてくれる人がいる事を知ることにより、子どもたちは居場所を広げていくことが出来ます。 コミュニケーションツールの発達により大変便利になった現代社会ですが、人と人とが直に交わって交流する機会が少なくなってきているようにも思いますが、皆様如何お考えでしょうか。 卓話「不登校児童生徒の実態とチャレンジデイキャンプについて」安藤 眞樹様(岡崎市教育相談センター 所長)岡崎市の児童生徒の不登校の状況とその対策について卓話をいただきました。 岡崎市では不登校に対して様々な取り組みがなされ、学校内の校内適応指導教室や、全国に先駆けて開設された校外適応指導教室「ハートピア竜美」、現在では「ハートピア上地」も開所しています。 岡崎ロータリークラブではハートピアの事業である「チャレンジデイキャンプ」を岡崎RC奨学基金で支援しています。これからも岡崎市の取り組みに対し、様々な角度からの支援をできたらと思いました。 Weekly Report 【2019年11月20日】[会長報告]
[幹事報告]
[次年度幹事報告]
[委員会報告]
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